最近、MusicFMや漫画村みたいな事件が良く起きていますよね?
昔は個人がパソコンを使っていろんなものを共有し、ダウンロードしていたって言われて信じられますか?
例えば私は今18歳なのですが、私たちが小学生の頃は「R4」「DSTT」などを持っている人たちがたくさんいましたよね!
そのソフトは大体「Winny」や「Share」「WinMX」などを使ってダウンロードされたものです。
今回はそれらのソフトがいまでも使えるのか、さらに生きているのかを調査していきたいと思います。
現在はダウンロードをするだけで違法です。さらに、これらのソフトはアップロードも同時に行われるので絶対に使わないようにしてください。
これらのソフトは警察にすべて監視されています。
P2Pとは?
P2Pとは「Peer to Peer」の略語。複数のコンピューター間で通信を行うときの一つのもので、Peer同士が通信することを特徴としています。
P2Pを使っているからと言ってすべてが違法ではありません!
例えば、ビットコインなどにも使われていたり、LINEにも使われていたりと、結構身近な存在でもあります。
ただBitTorrentなどのソフトは、ほぼ99%のファイルは違法なものなので「P2P = 違法」というイメージが定着しても仕方ないのが現状です。
ここからは実際にP2Pの技術が使われているソフトを見ていきましょう!
Winny
Winnyといえばウインナー!…ではなくWinny事件が有名ですよね?
その事件については話すと長くなるので省略しますが、この事件のせいで日本はさらにIT業界で後れを取ったといっても過言ではないと思います。
ただ、このWinnyはWinMXで逮捕者が出て、WinMXの代わりのソフトを作ったのが47氏なのですが、最初から違法なファイルを流通させるために作っていたとわかります。
しかも逮捕されて、押収されたときに自分だけダウンロード専用のWinnyを使っていたので、確信犯です。
実際に使ってみた
実際にノード情報を入れて通信を開始したところ、まだまだたくさん使っている人たちがいました。
ほとんどのダウン情報はエロ系ですね…
試しに今大人気の「鬼滅の刃」を検索してみました。
普通にありますね…
というか、いまだに漫画や音楽などをWinnyにアップロードできる人の気が知れません。
Winnyなどは警察が24時間監視しているのですぐ、誰がアップロードしたかわかります。絶対によくないことが起きるので、皆さんはやめておきましょう。
ちなみにロ〇系統は問答無用で逮捕しに来るので絶対にp2pなどでは(普通の場所でも)やめましょう。
「アニメ」で検索した結果
「A〇」で検索した結果
やっぱりエロ系は多いんですかね…
Share
呼び方は様々あって、「Share、洒落、しゃれ、シェア」と4種類あります。
このソフトは、Winnyとは違って素早くファイルが流通するのが特徴です。
Winnyとは違って、ファイルの一部を受け取った時点でアップロードを開始するので、そのため流通スピードが全く違うみたいです。
このソフトもWinnyでの逮捕者が出て、危機感を覚えたShare作者によって作られました。
実際に使ってみた
Windows10だとこのようなエラーが出るので、パッチを当てていきます。
パッチの方法は詳しく書きませんが、ソースコードだけ置いておきますね。
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Runtime.InteropServices;namespace ShareLoader
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
STARTUPINFO si = new STARTUPINFO();
PROCESS_INFORMATION pi = new PROCESS_INFORMATION();
CreateProcess(“share.exe”, null,
IntPtr.Zero, IntPtr.Zero, false,
ProcessCreationFlags.CREATE_SUSPENDED,
IntPtr.Zero, null, ref si, out pi);int written;
byte[] buffer = new byte[1];
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x004B06B9, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x0049B225, buffer, 1, out written);buffer[0] = 0xeb;
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x0049B523, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x0049D1B8, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x0049B4B4, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x004B06C4, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x0049B236, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x004B0743, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x004B0785, buffer, 1, out written);
WriteProcessMemory(pi.hProcess, 0x004B0821, buffer, 1, out written);ResumeThread(pi.hThread);
}[DllImport(“kernel32.dll”)]
static extern bool WriteProcessMemory(IntPtr hProcess, int lpBaseAddress,
byte[] lpBuffer, uint nSize, out int lpNumberOfBytesWritten);[DllImport(“kernel32.dll”)]
static extern bool CreateProcess(string lpApplicationName,
string lpCommandLine, IntPtr lpProcessAttributes,
IntPtr lpThreadAttributes,
bool bInheritHandles, ProcessCreationFlags dwCreationFlags,
IntPtr lpEnvironment, string lpCurrentDirectory,
ref STARTUPINFO lpStartupInfo,
out PROCESS_INFORMATION lpProcessInformation);[DllImport(“kernel32.dll”)]
static extern uint ResumeThread(IntPtr hThread);
}public struct STARTUPINFO
{
public uint cb;
public string lpReserved;
public string lpDesktop;
public string lpTitle;
public uint dwX;
public uint dwY;
public uint dwXSize;
public uint dwYSize;
public uint dwXCountChars;
public uint dwYCountChars;
public uint dwFillAttribute;
public uint dwFlags;
public short wShowWindow;
public short cbReserved2;
public IntPtr lpReserved2;
public IntPtr hStdInput;
public IntPtr hStdOutput;
public IntPtr hStdError;
}public struct PROCESS_INFORMATION
{
public IntPtr hProcess;
public IntPtr hThread;
public uint dwProcessId;
public uint dwThreadId;
}[Flags]
public enum ProcessCreationFlags : uint
{
ZERO_FLAG = 0x00000000,
CREATE_BREAKAWAY_FROM_JOB = 0x01000000,
CREATE_DEFAULT_ERROR_MODE = 0x04000000,
CREATE_NEW_CONSOLE = 0x00000010,
CREATE_NEW_PROCESS_GROUP = 0x00000200,
CREATE_NO_WINDOW = 0x08000000,
CREATE_PROTECTED_PROCESS = 0x00040000,
CREATE_PRESERVE_CODE_AUTHZ_LEVEL = 0x02000000,
CREATE_SEPARATE_WOW_VDM = 0x00001000,
CREATE_SHARED_WOW_VDM = 0x00001000,
CREATE_SUSPENDED = 0x00000004,
CREATE_UNICODE_ENVIRONMENT = 0x00000400,
DEBUG_ONLY_THIS_PROCESS = 0x00000002,
DEBUG_PROCESS = 0x00000001,
DETACHED_PROCESS = 0x00000008,
EXTENDED_STARTUPINFO_PRESENT = 0x00080000,
INHERIT_PARENT_AFFINITY = 0x00010000
}
}
できたものを起動すると、Shareが立ち上がります。
ノードとクラスタワード(DVDISO、RAR、焙煎にんにく)を追加したところこのようになりました。
意外と最近の「ウマ娘」などがあるのは驚きですね。
一般コミックで検索した結果
ウマ娘で検索した結果
Share発祥のファイルではなく、ほかのP2Pからの輸入が多いですね。
アニメで検索した結果
よくこんな丁寧にファイルを作れますよね(呆れ)
公式でこのようなソフトがあればうれしいんですけどねぇ…
WinMX
WinMXは先ほど紹介したソフトとは違い、2001年にFrontcode Technologiesという会社が開発しました。
WinMXはNapster互換で、中央サーバ型ファイル交換機能とピュアP2Pを使ったネットワーク機能が使われています。
2005年9月21日にWinMXネットワークが閉鎖されましたが、ハッカーによって復活しています。
ほかのソフトとは違い、WinMXではチャット機能があります。それを使ってファイル交換をしていたようです。
うわさで聞いたところ、すごく丁寧にチャットを送らないと転送を許可してくれなかったりするそうで、自分の著作物でもないのにすごいですよね…
最近はWinMXでの逮捕者が出ていないようですが、警察はあきらめているのでしょうか?
実際に使ってみた
本家のサーバは閉鎖しているので、WinMX worldからパッチ済みのWinMXをダウンロードします。
実際にインストールをし、設定を済ませたところこのようになります。
見た目は昔のWindowsみたいなクラシックデザインですね。
アニメで検索した結果
WinMXで検索した結果は4220ファイル見つかりました。
まだまだあると思いますが、ほかのソフトより多く表示されています。
無修正で検索した結果
やはり、エロ系統はどこでも多いな…
まとめ
今でも動いていることを考えると、時代についていけていないオッサンやババアが多いんだなと思いました。
レアなAVなどならまだしも、サブスクで聞けたり見れたりするものをわざわざ、HDDにダウンロードしているってのがあほらしいです。
その金をサービスに使えばいいのになぁ…
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コメント
Winnyの開発者である金子勇 氏は、「最初から違法なファイルを流通させるために作っていた」わけではありません。当記事のこの部分は、必ずしも正しいとは言えません。彼は「匿名性と効率性を兼ね備えた新しいファイル共有ソフトが実際に稼動するかの技術的な検証を目的として」Winnyの開発に着手しました(判例集より引用)。また、彼は逮捕こそされましたが、最終的には7年間にわたる裁判の末に無罪判決を受けています。
判例集: https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=81846
判例集の全文: https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/846/081846_hanrei.pdf
ご指摘ありがとうございます。
訂正します。