昨今、怪しいサイトにアクセスしなくても、偽警告画面が表示されるのが多発しております。
しかも、Googleなどで配信されている広告から、偽警告に飛んでしまうパターンが多く、普通の方法では対策ができないようになってしまっています。
ですが、今回は広告を根本から消す方法と、もし、偽警告画面に飛んでしまって操作不能になってしまった場合の対処方法を紹介していきたいと思います。
もう電話して支払ってしまった方向け
とりあえず、最寄りの警察署に連絡しましょう。
途中で気づいたが、パソコンにアクセスされて、データを消された場合は近くのパソコン修理店などに相談しましょう。詳しい方はこちらのソフトがおすすめです。
無料版で復元できなかった場合は、有料ソフトのこちらがおすすめです。
騙された方は残念ですが、買って送ってしまったギフトカードは取り戻せません。
勉強代だと思って次に生かしましょう。
偽警告の消し方
パソコンについて詳しくない方向け
パソコンについて詳しくない場合の人だと、一番手っ取り早いのは電源ボタンを長押しして消してください。
デスクトップパソコンの方は、パソコン側のコンセントを引っこ抜いてください。
ノートパソコンの方は、電源ボタンを20秒以上長押しして消してください。
ある程度パソコンができる方
AltキーとF4キーを一緒に1秒以上押してください。
「このサイトを離れますか」と出た場合は「このページを離れる」を押してください。
実際にあったケース(体験談)
1.電話をしてリモートで操作をされてしまいデータを消されたお年寄り
この方はネットサーフィンをしていたところ、偽警告が表示されました。
支払いをしようとコンビニまで行ってしまいましたが、ここで疑問に思い店員に相談したので、金銭的な損失は免れましたが、データを消されてしまいました。
データを復旧しようとしましたが、完全に消えてしまっているデータがほとんどでした。
2.アマゾンギフトカードを15万円分渡そうとしていた女子大生(多分)
コンビニでアマギフを5万円ずつ買っていくお客さんがいたのですが、3日連続で来ていたので不審に思い声をかけてみたところ「「詐欺」」でした。10万円はもう送ってしまっていたそうなので、学生にはかなり痛手だったと思います。
番外編 代引き詐欺に騙された家庭
この方は、入れていた拡張機能がマルウェアに感染していたため、情報が筒抜けでした。
代引き詐欺は誰かが注文したと勘違いすることを狙っているので、何かを注文した際は共有しておくことをお勧めします。
対策方法
アドブロックを導入する
ChromeやFirefoxを使っている方は、uBlock Originをお勧めします。
YouTubeの広告や、普通のサイトに表示されている広告を根こそぎ消すことができます。
iPhoneやAndroidを使っている方はこちらがおすすめです。
方法②のご自身が使っているOSを選んで、指示に従ってください。
怪しいサイトに行かない
「○○ 無料 ダウンロード」やピンク系のサイトなどをむやみに検索しないことが一番です。
これらで検索すると、怪しいサイトや偽サイト、詐欺サイトに引っ掛かる確率がかなり高くなります。
実際にアクセスして見ることができたり、ダウンロードすることができても、裏でウイルスに感染していたり、ビットコインマイナーなどが動いている可能性が高いです!
大体、無料で見れるコンテンツには何かしら裏があります。
気を付けましょう。
本当の警告か見極める
本当の警告の場合、偽警告のように大きい音や自動音声が流れることはありません!
これは断言します!!!
実際にウイルスなどに感染した場合は、右下あたりから、ウイルス対策ソフトのポップアップが表示されます。
https://www.technobrain.com/atc4/faq/article.php?code=atc4_all.1593416336&group=ATC4
まとめ
今回は偽警告の対処方法について解説しました。
もし、引っ掛かった場合はすぐに警察に連絡しましょう。
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